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イチゴ列車(El Tren de la Fresa)


春季:4月22日~6月25日


「イチゴ列車」は1984年以来、マドリードとアランフエスを結ぶ伝統的な路線での運行を春と秋に再開しています。アランフエスはユネスコの世界遺産に登録されている小さな街で、首都から南44 kmに位置しています。マドリード州初の鉄道路線を再現している昔の列車は、鉄道博物館(Museo del ferrocarril)から出発し、車内では当時の衣装を身につけたスタッフが、アランフエス産の有名なイチゴを乗客に振る舞います。

1851年、イサベル2世はアランフエス宮殿Palacio Real de Aranjuezと首都を結ぶために、イベリア半島で2番目、マドリードで最初の鉄道路線を開通させました。当初マドリードと地中海を結ぶ目的で始まった同路線の敷設工事は、アランフエス駅で終了しましたが、王族にとっての利便性から宮殿まで延長されました。1984年以来「イチゴ列車」は、スペインの工業化を象徴するこの革命的な発明に敬意を表しています。

2022年、「イチゴ列車」を構成するのは、1960年代の貨車1両と貨車兼乗務員車1両、「コスタ」と呼ばれた1920年代の木製客車2両、側面に通路がある1950年代の金属製客車1両、1920年代の食堂車2両です。

イチゴ列車」は、60年代の車両と、1914年から1930年にかけて建造されMZA社の近郊線(マドリード-サラゴサ-アリカンテ)を走っていた「コスタ」と呼ばれる木製の客車4両で構成されています。

新サービスとして、乗客は、列車に関するあらゆる情報、歴史、ルート、アランフエスの観光と文化の見どころなどが紹介されている新アプリGoogle PlayAppStoreでは近日公開)を、携帯にダウンロードできます。検札係と列車の乗務員全員が、乗客対応のため制服を着用しています。

2023年度運行日時: 

  • 4月:22・ 23・29・30日
  • 5月:1・6・7・13・14・20・21・27・28日
  • 6月:3・4・10・11・17・18・24・25日
  • 9月:16・17・23・24・30日
  • 10月:1・7・8・14・15・21・22・28・29日
  • 11月:11・12日 (「秋のいちご列車」)
  • 往路:鉄道博物館発:10:00 アランフエス着:10:44
  • 復路:アランフエス鉄道駅発:18:36。マドリード鉄道博物館着:19:25。
    博物館の入口は9:15に開きます // 改札は列車出発10分前に閉じます。

観光ルート:

複合ルート:

総合案内:

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