セルバンテスのマドリード
ミゲル・デ・セルバンテスの遺体がトリニタリアス修道院の教会の地下納骨堂で発見されたことから、マドリード屈指の有名な住民が再び話題になっています。2015年はスペイン文学の最高傑作『ドン・キホーテ』後編の出版400周年、2016年はセルバンテスの没後400年。近年、アルカラ・デ・エナレス出身の作家は、これまでにないほど注目を集めています。スペイン黄金世紀の文豪たちが暮らしていた文芸地区をはじめ、市内のセルバンテスルートを巡り、彼の人生と作品にゆかりのある場所へ実際に足を運んでみてはいかがでしょう。セルバンテスのマドリードには明かされるべき秘密がまだたくさんあり、好奇心旺盛な訪問者を待っています。
ミゲル・デ・セルバンテスのマドリード(PDF)
パンフレットをダウンロードして、最も有名なカスティージャ(スペイン)語作家の足跡をたどりましょう!(PDF、スペイン語/英語)
トリニタリアス・デスカルサス(跣足三位一体修道会)の教会と修道院(サン・イルデフォンソとサン・フアン・デ・ラ・マタ修道院)
セルバンテスが埋葬されていることで有名なバロック様式の教会。
セルバンテスの記念碑-スペイン広場
ドン・キホーテとサンチョ・パンサの素晴らしいブロンズ像で際立つ記念碑。広場の改築工事により、現在モニュメントは見学できません。
文芸地区
歩行者専用道路、テラス、文豪たちが埋葬されている場所、ストリートマーケットなど、この美しい地区には魅力的な場所がたくさんあります。
セルバンテスの家
セルバンテスが住み、亡くなった場所を示す記念プレートが文芸地区にあります。
セルバンテス協会
1605年、この建物で『ドン・キホーテ』の初版が印刷されました。
フアン・デ・ラ・クエスタ印刷所
この建物に『ドン・キホーテ』後編の初版が印刷された工房がありました。
国立図書館
スペインの文献・資料を保存する独立機関。様々な貴重文書を所蔵。
セルバンテス文化センター
サレサス地区のカリアティデスビルにある素晴らしい本部。質の高い文化プログラムを提供しています。
ミゲル・デ・セルバンテス像
1835年に建立。王家や宗教関連の人物以外でマドリードに設置された最初の像。
人文学公立高等教育機関
1346年にアルフォンソ11世が創設。1560年代にミゲル・デ・セルバンテスが勉強した機関。
セルバンテス列車
世界遺産都市であり、セルバンテスの生誕地でもあるアルカラ・デ・エナレスを訪れるユニークな方法。新型コロナウイルス感染症による公衆衛生上の危機的状況のため、予定されていたセルバンテス列車の運行は、新たな通知が出るまで中止されています。
アルカラ・デ・エナレス
ミゲル・デ・セルバンテスの生誕地、コンプルテンセ大学、街、世界遺産、スペイン語の歴史の要となった場所を訪れましょう。