ゴヤのマドリード
ゴヤの絵画の前、あるいはそこに見事に描かれた舞台の前など、どこでもお好みの場所から始められます。このガイドで自由自在のルート。すべてのおすすめスポットを廻るには、1日以上を要します。
サン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ礼拝堂(Ermita de San Antonio de la Florida)
アラゴン出身の芸術家ゴヤの遺体は、この礼拝堂に安置されています。リスボンの人々の眼前での聖人の恍惚を描いた絵画を楽しむこともできます。
プラド美術館(Museo del Prado)
ゴヤの主要作品「マドリード、1808年5月3日」、「裸のマハ」と「着衣のマハ」、「カルロス4世の家族」、「黒い絵」が収蔵されています。
王宮(Palacio Real)
ゴヤの視点から見た国王カルロス4世とマリア・ルイサ・デ・パルマ王妃の衣装が保管されています。
サン・フランシスコ・エル・グランデ教会(San Francisco El Grande)
ゴヤが観客を見据える多くの作品のうちのひとつ、「La Predicación de San Bernardino de Siena(アラゴン王アルフォンソ5世の前で説教するシエナのサン・ベルナルディーノ)」。ここに描かれているとされるゴヤの自画像を探してみましょう。
王立サン・フェルナンド美術アカデミー(Real Academia de Bellas Artes de San Fernando)
この博物館では、2つの自画像、「Corrida de Toros(村の闘牛)」、「Entierro de la Sardina(イワシの埋葬)」の名で知られる有名なカーニバルの風景など、13点の絵画を収蔵しています。
ロマンティシズム美術館(Museo del Romanticismo)
この18世紀の宮殿の礼拝堂では、聖人を描いた4つの絵画のひとつである大聖グレゴリウスの絵画を見ることができます。
ラサロ・ガルディアノ美術館(Museo de la Fundación Lázaro Galdiano)
著名な収集家ホセ・ラサロ・ガルディアーノは、ゴヤの作品や「 Las brujas 」、「El aquelarre」、「 La era( el verano)」、「 La Magdalena penitente」など、様々なテーマの作品を収集しました。
王立タペストリー工場(Real Fábrica de Tapices)
ゴヤはこのネオ・ムデハル様式の建物で12年間働き、1775年には当工場のため、初めてのタペストリー制作用下絵(カルトン)を描きました。
エル・パルド宮(Palacio Real de El Pardo)
18世紀のタペストリーの中には、 「La nevada」、「 Los zancos」、「La merienda a orillas del Manzanares(マンサナレス河畔へメリエンダ(ピクニック)など、ゴヤの最も有名な作品のうち5つが収蔵されています。
国立印刷局(Calcografía Nacional)
その代表的な宝物は、彫刻の世界的傑作であるゴヤによってエッチングされた銅板です。
カプリチョ公園(Parque del Capricho)
オスナ公爵が憩った街の郊外の美しい村には、ゴヤを含む18世紀の啓蒙家が多く集いました。
国立ティッセン=ボルネミッサ美術館(Museo Nacional Thyssen-Bornemisza)
その他の偉大な芸術家の作品とともに、彼はフェルナンド7世の肖像画のひとつや絵画「El tío paquete」が収蔵されています。
リリア宮殿 (Palacio de Liria)
18世紀に建設されたこの宮殿は、フランシスコ・デ・ゴヤが描いた第13代アルバ女公爵の肖像画、ラサン侯爵夫人の肖像画など、貴重な美術コレクションを所蔵しています。