ショッピング:コンデ・ドゥケ
地区の名称の由来であり、全域に個性をもたらしている旧兵舎。その周辺に誕生したコンデ・ドゥケは、陽気で自由奔放、カジュアルな雰囲気の地区で、新しく誕生してきた数々の店舗は、モダンながらもビンテージ感を漂わせています。静かでゆったりした佇まいは、南に接するグラン・ビア、スペイン広場、プリンセサ通りのにぎやかで活気あふれる雰囲気とは対照的です。
コンデ・ドゥケ(Conde Duque)地区のショッピングルートには、デパートやチェーン店はありません。この地区の商業の特徴の一つは作り手の個人ショップです。特別な装飾や雰囲気が小さな店舗に個性をもたらしています。
この地区の魅力の一つはファッション。流行の路線とは一線を画すデザイナーやブランドのショップが見つかります。この地区の店をいくつかご紹介しましょう。洗練を極め、すべての衣類に英国風の高級感がプラスされているMini Shop Madrid、メンズファッションのモデル的存在となったLa compañía polar、レディースファッションのMaggie。コンデ・ドゥケは古典と現代が共存する地区です。イギリスのモッズスタイルの70年代アイテムが手に入ると思えば、特別ラインの最新型スポーツシューズを手に入れることも可能です。
こうしたオルタナティブ・ファッションのショップとともに、名曲のレコード盤が見つかる店や、希少本や限定版を扱う書店、手作りのバッグや小物の店、中古のギターや自転車を購入できる店、ユニークな玩具店など、注目に値する特別な店があります。
コレクターであれば、リモン(Limón)通りにあるショップ Atlántica Pop! & Harry Potter Store がおすすめです。Funko Pop!、レプリカ、Living Dead Dolls、Q-Posket をはじめ、ハリーポッターの魔法の世界に関わるありとあらゆるグッズがあります。
これらの通りの散策は、お土産用の食べ物を購入するのにも非常に良いアイデアです。La Quesería Cultivoの他、様々な国の製品を扱っているロス・モステンセス市場(Mercado de los Mostenses)とPanicにもぜひ立ち寄りたいものです。スイーツファンなら、国際的なひねりのあるアジア、フランスのスイートが揃うSweet Studioがおすすめです。本格的なアメリカン ブランチを楽しむなら、質の高い食材を使ったアメリカ料理と都会的な料理を提供するレストラン、Roll Madrid があります。
読書愛好家なら、世界中で最も人気がありカルトなコミックの原画を展示・販売する El Arte del Cómic がおすすめです。1998 年創業の経済専門書店 Ecobook は、経済学者に必要なすべての情報を取り揃えています。
その他のインフォメーション
ショッピング:ソル-プレシアドス-カルメン
プエルタ・デル・ソルの0km地点周辺で、年中楽しめる屋外ショッピング。
プリンセサ - アルグエジェスでのショッピング
各人の予算に合った多種多様なショップがひしめくデボー神殿、モンクロア・タワー界隈。
ショッピング:ラバピエス-ラストロ-エンバハドーレス
花々、世界中の手工芸品とガストロノミー、ブックカフェ、新しく生まれ変わった地元の市場と約300年の歴史を持つストリートマーケット、ラストロ。
ショッピング:マドリード中心部を離れて
マドリードの有名な観光地域から離れたエリアで楽しむショッピングの1日。
名前の由来となった旧兵舎の周辺。狭い通りと広場には昔ながらのタベルナ(居酒屋風レストラン)と個性的な店の数々。