マドリードへようこそ
マドリード・リオ(Madrid Río)は、マンサナレス川沿いにある巨大なレクリエーション・文化ゾーンです。その再生によって驚くべき動物相がよみがえり、歴史的建造物やレジャー・文化施設に隣接する川の水路では、生物多様性が急激に回復されました。
マンサナレス川沿いの土地は新整備によって、家族で楽しいひとときを過ごせる素晴らしいレジャー環境をもたらしました。子供たちは、サロン・デ・ピノス(松のホール:Salón de Pinos)にある17カ所の遊び場を楽しむことができます。これらの遊び場には、木や麻など自然の素材で作られたブランコ、ロープジャングルジム、ハンモック、吊り橋、登り綱があります。各エリアは年齢に合わせた特徴があり、幼児用エリアの他、運動能力、バランス、力を要する大きな子供用のエリアもあります。またマドリード・リオ ビーチと噴水は、夏に格好のアクティビティで年齢を問わず誰もが楽しめます。
しかし、アウトドアフィットネス・サーキット、ペタンクコート、ゲームテーブル、マンサナレス川インタープリテーションセンター、マタデロ・マドリード(Matadero Madrid)で提供されるバラエティ豊かな文化アクティビティ(展覧会、音楽フェスティバル、演劇…)、アルガンスエラ橋(ペロー橋)などの新設された美しい橋があるマドリード・リオは、大人が様々なレジャーや文化イベントを楽しめる空間でもあります。
建築家パウラ・ロペス・バルバ(Paula López Barba)のデザイン、イギリス人デザイナー Morag Myerscough & Luke Morganが装飾を担当した新しいレストラン、Café Naves も注目に値します。マタデロ内にある Naves del Español の舞台芸術のためのスペースであり、カフェレストランとカフェシアター用の舞台を備えています。
マドリード・リオにはレイ橋(Puente del Rey)の平地もあります。カサ・デ・カンポへの入口の一つに隣接するこの場所では、2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会で優勝したスペインチームの祝賀イベントが行われ、ショーや文化・レジャー活動の会場にもなっています。
マンサナレス川の流れに沿い、マドリード・リオはウセラ(Usera)とバジェカス(Vallecas)の間でマンサナレス帯状公園(Parque Lineal del Manzanares)に合流します。同園は建築家のリカルド・ボフィル(Ricardo Bofill)が設計し、2003年に建設された散策とレジャーのエリアで、児童公園、緑地帯、円形劇場、展望台2か所〔内1か所にマヌエル・バルデス(Manuel Valdés)の彫刻作品『マンサナレス川の貴婦人(La Dama del Manzanares)』〕、ドミニク・ペロー(Dominique Perrault)が設計したテニスのハイパフォーマンス・センター、Caja Mágicaがあります。
ステーション: 161, 165, 169, 174, 177, 212, 213, 222, 223, 228