マドリードへようこそ
美術館通り(Paseo del Arte)とレティーロ(Retiro)公園の間に位置する1912年創設の国立装飾アート博物館は、ロンドンのサウス・ケンジントン博物館(現在のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)やパリの装飾芸術美術館など類似した施設創設の際と同様の構想に従い、職人、製造業者、芸術家、工芸技術専門家の学びの場となることを目的としていました。
現在では調査を主眼としています。大半を占めるのはスペイン国内の作品ですが、外国からの貴重なコレクションも多数あり、芸術的な関係と何世紀にもわたる日用品と高級品の輸入について、紹介しています。
特に重要なのが東洋芸術コレクションで、その核をなすのはカルロス3世(Carlos III)が自然史研究室(Gabinete de Historia Natural)向けに収集した作品群です。数が最も多いのは西洋の装飾芸術で、陶磁器、ガラス製品、家具、繊維製品、金銀・金属細工、象牙製品、なめし革・型押し革製品、キリスト降誕の人形飾り、紙を素材とした作品、絵画や彫刻が含まれています。
:観光インフォメーションセンター
博物館は2015年末に、モンタルバン通り(C/ Montalbán)から建物へのアクセススロープを設置しました。ご使用には事前に博物館スタッフへのご連絡が必要です。
異なる階への移動はエレベーターで行えます。エレベーターのサイズ上、博物館が貸与している車椅子(事前にご依頼ください)をご利用いただく必要があります。
見学をサポートするため、館内には磁気ループ(ヒアリングループ)システム、個人用誘導ループ、携帯用音声増幅器を備えています。
特別にデザインされたアクティビティを、定期的に企画しています。
ステーション:
- Plaza de Cibeles
- Plaza de la Independencia, 6
- Calle Antonio Maura, 15
特別展観覧無料
一般入館料:3 €
割引料金:1.5 €
年間パス:25 €
入館無料:毎週木曜午後と日曜。4月18日、5月18日、10月12日、12月6日、その他の特別開館日
5 館共通ミュージアムカード(装飾アート美術館、セラルボ美術館、ロマンティシズム美術館、ソロージャ美術館、ラサロ・ガルディアーノ美術館):12 ユーロ(5館共通・10日間有効)。さらに詳しいインフォメーション。