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マドリードの気候 

マドリードの青く鮮やかに澄み切った空は、人の心をとらえます。年間を通じて降水量がそれほど多くない乾燥した気候で、夏は暑く冬は寒いものの、たいていの場合、訪れる時期に関係なく、ベラスケスが描いた有名な空を実際に堪能することができます。
 

街の庭園や木立がみずみずしく輝く季節です。春の初めは雨が降ることが多く、ここ数十年の気温変化に関する調査によると、4月の平均気温は12 ºCです。

5月も中頃になると夏のような気候になり、6月の平均気温は21ºC。通りは活気ある雰囲気に包まれていきます。マドリッドの守護聖人、サン・イシドロ・ラブラドールの人気のお祭り(5 月15日頃)、あるいはマドリッドコミュニティの祝日(5月2日)を楽しむのに最適な気温です。

夏は乾燥しており非常に高温になることがあります。7月と8月の平均気温は約25ºCとなりますが、市全域にわたりプールがあります。この時期は日照時間が長くなり、テラスや街のいたるところで夕方から夜までアクティビティが楽しめるようになります。また8月はバケーションの時期であるため、街には静けさが訪れます。8月6~8日に開催されるサン・カジェタノ、サン・ロレンソ、ラ・パロマは夏の代表的なお祭りです。

マドリードの秋は、10月は穏やかな季候で、11月になると気温が下がり始め、11月と12月は1年で最も降雨量が多くなります。平均気温は10月が15 ºC、12月が7ºCです。レティーロなどの公園では、赤やからし色に染まった紅葉を楽しむのに絶好の機会です。食欲の秋には、コシードやカジョスなどの名物料理を楽しむのに最適です。なかでもLa Bolaはおすすめのレストランです。秋になると、9月28日に祝われることに因んだ「Veranillo de San Miguel(サン・ミゲルの小さな夏の意)」、そして11月半ばの「Veranillo de San Martín(サン・マルティンの小さな夏の意)」など、夏を思わせる気温や日差しが観測され、厳しい寒さの訪れを和らげてくれます。

マドリードの冬は寒く乾燥しています。降雪はほとんどありませんが、12月末と、1年で最も寒い月である1月に降ることもあり、平均気温は6 ºCです。しかし、快晴の日が多いため、いつでも昼間の暖かく心地良い太陽の光を楽しむことができます。

この時期は、クリスマスイルミネーション、サン・シルベストレ・バジェカナ、ソル広場での年越しを祝うブドウ東方の三賢者のパレード、また2月下旬になるとキンタ・デ・ロス・モリーノス(Quinta de los Molinos)の美しい桜の開花を楽しむことができます。寒さが厳しい時期には、マドリードに点在するチョコレートショップを訪れ、温かいチョコレートとチュロスを楽しむのもよいでしょう。

 

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