マドリードでのセリアック病患者
マドリード州セリアック病患者・グルテン過敏症協会は、現在9,000人以上の会員を擁する非営利の民間団体です。30年以上前にスペインセリアック病協会の名で設立され、1997年に内務省から公益機関に指定されました。
協会は、セリアック病患者が差別なく社会に受け入れられ、患者の生活の質が向上するよう、取り組みを行っています。
この目標を達成するため、協会は様々なサービスを提供しています。中でも特筆に値するのが、グルテン除去を目的とした非常に充実した内容のアプリsinGLU10 (App Store / Google Play)です。sinGLU10では、23,000品以上の食品リストの参照、セリアック病患者向け施設(レストラン、店舗、ホテル、パン屋、ケーキ屋)の閲覧・推薦・評価、グルテンフリーレシピの閲覧、特別割引の獲得、食品がグルテンを含んでいるかどうかを確認するスキャンツールの使用が可能です。
sinGLUとウェブサイトwww.celiacosmadrid.orgでは、以下に関する情報を提供しています。
- 約4,000軒以上のレストラン
- 500軒以上のホテル
- 85軒のパン屋、ケーキ屋
- 300軒以上の店舗
- 23,000品以上の製品
その他、協会は2009年に、最高レベルの安全なグルテンフリーメニューの提供を希望する施設向けに提携協定を創設し、マドリード州の175以上の施設が署名しています。
会員向けに協会が提供しているサービスをご覧ください。イベント・カレンダーでは協会のあらゆる活動が閲覧できます。以下、特に重要なイベントをご紹介しましょう。
詳しい情報は917 130 147にお問い合わせください。
グルテンとは?どのような病気を引き起こしますか?
グルテンは、穀物の小麦、大麦、ライ麦、古代のスペルト小麦、カムット小麦(コーラサン小麦)、小麦とライ麦あるいは小麦と大麦のハイブリッドに含まれる複雑なタンパク質です。オーツ麦の貯蔵タンパク質は、稀にセリアック病患者にも有毒である可能性があります。
グルテンが病気を引き起こす原因の1つは、人間がグルテンを完全に消化できないことです。これは、炎症性、アレルギー性、または自己免疫性の副作用を引き起こす可能性があります。
免疫系の副作用が原因でグルテンに由来する可能性のある病気の中には、グルテン/小麦に対するアレルギー反応、セリアック病、疱疹状皮膚炎およびグルテン失調症などの自己免疫反応、非セリアックグルテン/小麦に対し過敏症や不耐性を引き起こす非アレルギー性・非自己免疫性の炎症反応があります。
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