シベレス宮殿 (Palacio de Cibeles)
インフォメーション
旧中央郵便電話局は2007年にマドリード市庁舎になった巨大な建物。スペイン郵便電信電話局としてアントニオ・パラシオス(Antonio Palacios)とホアキン・オタメンディ(Joaquín Otamendi)が設計・建設し、1909年に開業。1993年に重要文化財の建築物カテゴリーに指定されています。
建物は合理性と機能性の規範に従い、伝統と現代性の結びつきを表現しています。石材、鉄、ガラスで建設されたシベレス宮殿が位置するのは、ブエン・レティーロ宮の庭園があった場所です。
建物は複数のスペースに分かれています。
郵便電信電話局の旧営業ホール(2階)。文化活動が行われる他、マドリード市の文化情報スポットとカフェ・レストランColección Cibelesがあります。また、2022年12月、営業ホール(Patio de Operaciones)に「光の景観」インタープリテーションセンター(Centro de Interpretación del Paisaje de la Luz)が設置されます。プラド通り、ロス・ヘロニモス地区、レティーロ公園で構成され、2021年7月25日に世界遺産に登録されたこの地域の価値を学ぶことができるスペースです。
旧礼拝堂。同じく2階、カフェに隣接し、様々な文化活動を実施。
1、3、4、5階を占める合計8,000 m2以上のCentroCentro。現代アートに焦点を当てた幅広い文化活動プログラムを実施。
クリスタルギャラリー(Galería de Cristal)。ガラス張りの素晴らしいドーム構造に覆われた、市の多機能スペース(面積2,800 m2)。
カハ・デ・ムシカ・ホール(Auditorio Caja de Música)。クリスタルギャラリーの下に位置し、収容人数262人で完全バリアフリー。後に建設されたこのホールは、プレゼンテーション、コンサート、会議に使用されています。
多目的ホールのホルヘ・ガルシア・ベルランガ(Jorge García Berlanga)とシグフリド・マルティン・ベゲ(Sigfrido Martín Begué)(1階)。
レストランPalacio de Cibeles とTerraza Cibeles(6階)。
塔に位置するマドリード展望台(Mirador Madrid)からは、街の素晴らしいパノラマが楽しめます。一時閉鎖中。
サービス
ステーション:
- Plaza de Cibeles
- Banco de España A (calle Alcalá, 49)
建物への入場無料。
Mirador Madrid:
一般料金:3 € (+0.50 € オンライン購入手数料)
割引料金:2.40 €:失業者:2.25 €:2~14歳/年金受給者/65歳以上:1.50 €:障害者と同伴者:1 €:2歳未満
(+0.50 € オンライン購入手数料)