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フラメンコを堪能するマドリード

カンテ・ホンドに歌われる胸の引き裂かれる思いと痛み。セビジャーナスとルンバに表現される喜びと幸せ。フラメンコとはこうしたすべて、そしてそれ以上のもの。常に必要なのは情熱と激しさ。情熱と激しさがあれば、その表現性は誰にでも伝わります。どこから来たのかは関係なく、言葉がわかろうとわかるまいと。この芸術を通して、感情がほとばしるのです。バイラオーラ(踊り手)のサパテアード(足の踏み鳴らし)や、カンタオール(歌手)のケヒオ(嘆きの声)には、誰もが心を揺さぶられます。

マドリードフラメンコの都です。このように断言できるのは、フラメンコの世界で成功を収めたいと望むなら、来るべき場所はマドリードだからです。市内の劇場での大規模なショー、タブラオやホールで行われるカンテやバイレの小規模なリサイタル。マドリードではいつでもフラメンコが鑑賞できます。マドリードはフラメンコを世界中に届けるレコード業界の活動拠点であり、様々な国を巡って観客に感激をもたらすアーティストたちの出発点でもあります。

19世紀、歌や踊りを見せる居酒屋「カフェ・カンタンテ(歌のカフェ)」の増加とともに、マドリードのフラメンコ芸術は最盛期を迎えました。現在でもこの習慣は続いており、素晴らしい食事やドリンクと共に、毎晩純粋なフラメンコが楽しめるタブラオやバルがあります。

 

フラメンコ・タブラオ

Tablao Flamenco La Quimera Plaza Mayor

スペインの伝統料理も提供される、純粋なフラメンコのライブショーが楽しめるフラメンコタブラオ兼ダンスホール。
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Tablao Flamenco 1911

ラス・レトラス地区中心部に位置する伝説的なVilla Rosaは、世界屈指の老舗タブラオ。2年間の休業後に名称を変更し、ダンサーのアントニオ・カナレスによって再開。
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Tablao de la Villa

有名なCafé de Chinitasが長年あった場所に位置する新しいタブラオが、マドリード中心部で最高のフラメンコとスペイン料理を提供。

Cardamomo(カルダモモ)

1年のうち364日にわたり、フラメンコショーとスペイン料理のディナーを楽しめる老舗フラメンコタブラオ。

Tablao Flamenco La Carmela

プエルタ・デル・ソルに近いこのタブラオは、最高のフラメンコを卓越したマドリード料理とともに提供。

Tablao Corral de la Pacheca

伝説的なフラメンコタブラオがラス・ベンタス闘牛場内に移転し、毎日ショーを開催。
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